熊岡八幡神社
(旧郷社) - 大昔からの西讃三大八幡の一つ…
( 琴弾八幡宮・浪打八幡宮・熊岡八幡宮 )
住所
〒769-1501
香川県三豊市豊中町比地大3279番地
電話:0875-62 -3900 ( 代表 )
御祭神
誉田別命(第15代応神天皇)
神功皇后(息長帯比賣命)
玉依姫命
熊岡八幡神社は平安時代の初め、承平元年(931年)山城の国五位大宮左京太夫藤原益昌が第61代朱雀天皇の勅命を頂いて、この宮山の山頂に勧請し奉って中古までは大社であったが、天正年間に兵火に羅って社殿が炎上し天正九年(1581年)新殿造営、その後文禄年中〈1592~1595年〉寛永10年(1633年)貞享4年(1687年)と各再建、享保10年(1725年)御屋根替、宝暦14年(1764年)従来は桧皮葺の御屋根を銅版葺に改めたという。(※ 明治14年の再建の際に本殿の梁に記載されていた。)
西讃府志に‥‥「相傳フ、承平元年(931年)3月始テ鎮座玉フ‥‥ 此村(比地大)ノ外、笠岡・竹田・下勝間・比地等ノ五村ヨリ祭リヲナセリ。享徳元年(1452年)御神事引付ノ記ニアリトテ、今アル村帳面ニ記サレタルニハ、本社ハ観音寺殿、新開殿、熊岡殿、東方殿、興冶殿、松浦殿、豊嶋殿、等ノ地頭ヨリ造リ奉リシ由、又神領御寄附ノ証文ナドアリテ筆者小山播磨守氏重ノ判モアリシ由見エタリ、‥‥天正八年(1580年)正月十八日釿初(かんなはじめ)、同九年新殿ニ移シ奉ルト伝、‥‥」と記されている。
往古から熊岡郷の比地大村・笠岡村・竹田村・下勝間のうち鴨・比地二村のうち下司・成行・長畷の総氏神で、秋の大祭は地方屈指の大祭りであった。
神社記によると、国主生駒家から社領二反歩、山崎甲斐守より社領六反二畝合わせて八反二畝の社領があり、また藩主京極家から社殿営繕料として山林三町の寄進があった。
明治二年の冬、閑院若宮殿下が大病にかかられたとき、岩崎筑前介致行(当村出身の勤王家)の言上により、若宮殿下御平癒の御祈祷を仰せだされ、当時の祠官大宮兵部益明(宮司53代)謹んで二夜三日の御祈祷をなせしに、御霊験忽にして現れ御病気ご平癒ならせられて、同三年十月元閑院宮春仁親王より幣帛料金一封が奉献され又、御紋附雪洞一対が奉納された。また昭和31年3月賀陽宮恒憲親王より当宮、御鎮座一千年記念碑揮毫(筆をふるう)を戴く。
これは熊岡八幡宮が昔、若宮の祈願所だったためである。
大正3年9月25日、神饌幣帛料共進神社に指定される。(幣帛=絹のこと)
昭和6年4月24日、御鎮座一千年祭を比地大小学校で執行する。